手荒れ 白癬菌

手荒れを引き起こす白癬菌・これって水虫と同じなの?

手荒れを引き起こす白癬菌・これって水虫と同じなの?

 

手荒れを引き起こす白癬菌

 

白癬菌といえば水虫を引き起こすカビの一種として知られていますが、実は足だけではなく手にも感染するのです。

 

 

 

手が水虫のような状態になると、当然のことながら手荒れ症状が発生します。足の水虫と手の水虫では、どんな違いと対策があるのでしょうか。

 

 

 

白癬菌が感染すると、各部でいろんな症状を起こします。頭部につくとしらくも、体部や陰部などにつけばたむし、そして足や手で繁殖すると水虫となります。

 

 

 

手に白癬菌が感染したときには足にも併発しているケースが多く、同時発生も珍しくないのですが、症状の出方が少し違います。

 

 

 

手の水虫の場合は角質増殖型といっては、足の場合と違ってかゆみを伴うことが少ないため、ただの手荒れとして認識されやすいです。

 

 

 

特徴的な症状として手の水虫は、指のつけ根から始まって、だんだん手のひらまで全体に拡大していきます。そして手の皮膚表面の角質層が硬くなり、ガサガサした状態になります。

 

 

 

さらに進行すると皮膚がひび割れることで痛みを生じたり、指のつけ根に水疱ができることもありかゆみを伴うこともあります。

 

 

 

手荒れの治療を続けても一向によくならない場合に、実は手の水虫という可能性も考えていたほうがいいかもしれません。

 

手の水虫特有の症状が疑われる場合

 

もう一つの特徴的なことは、足と違って手は常に露出しておりこまめに洗うので、通常水虫を発生する頻度は足の場合よりも少ないです。

 

 

 

しかしごくまれに、水虫の患部から細菌やウィルスが感染すると、死の危険もある恐ろしい病気を起こすことがあるといいます。

 

 

 

傷口から入り込んだ最近やウィルスは、リンパ液にのって体中に運ばれ、各臓器や器官に感染する恐れもあります。

 

手荒れを引き起こす白癬菌・これって水虫と同じなの?

 

場合によっては心臓や脳など、人体を司る器官であったりすると、寝たきりの状態になったり最悪の場合は死に直結したりするので油断できません。特に手荒れと間違えやすい手の水虫の場合は、注意が必要です。

 

 

 

手荒れの治療を続けているのにいつまで経っても良くならない、手の水虫特有の症状が疑われる場合は、白癬菌に感染しているかを検査してみましょう。その他にも患部を清潔に保ち、傷口があればしっかり保護しましょう。

 

 

 

水虫は昔からよく聞く、とてもポピュラーな皮膚疾患ですが、放置しておくと恐ろしいことになる可能性もゼロではありません。

 

 

 

中でも手の水虫は気付かれにくく、治療が遅れてしまう危険性をはらんでいます。その手荒れは本当に大丈夫なのでしょうか、不安を感じたら再度受診してみましょう。