手荒れの治りが悪い場合には頼りたい飲み薬の選び方
手荒れの飲み薬
なかなか治りにくい手荒れ、痛いしかゆいし、見た目にもよくないのでつらいし気持ちも落ち込みますね。
塗り薬やハンドクリームも使って効果が今一つなとき、飲み薬を飲むという手もあるようです。手荒れに効果のありそうな飲み薬とは、どんなものがあるのでしょうか。
漢方薬
ステロイド軟膏やハンドクリームなどでも改善されにくいとき、漢方薬をおすすめする場合もあります。
漢方は症状や体質によって使い分けるので、多様な手荒れの症状のそれぞれに合った、オーダーメイドな処方になります。
たとえば、女性の手荒れに使用されるものとしては、手のほてりや不快感などの症状に対応した種類があります。
他にも、かゆみを抑えるもの、乾燥した肌を治していくものなど、手荒れの具体的な症状にも直接適応できる薬もみます。
その他には、末梢の血流をよくする、冷え症の対策など、体質を改善するようなものも、症状に応じて出されます。
このように、漢方薬はとても適応範囲が広く、複合的な症状にも対応できるので、治るスピードも速まるなど愛用している人も多くみられるようです。
市販薬
漢方薬の他には、市販の薬でも手荒れに効果が期待できそうなものが販売されています。
たとえば、ビタミン類を配合しているものは肌トラブルに広く対応するので、バリアー機能を維持することにつながります。
抗アレルギー薬などにも、各種アレルギー症状を緩和する一つに、湿疹などのかゆみを抑える効能を持つものもあります。
その他にも皮膚の炎症、じんましん、乾燥肌の予防など、意外にも塗り薬と同じくらいの種類があるようです。
ただし漢方薬とは少し異なるのは、直接肌に効くというよりは、様々な症状を和らげる中の一つとして見られる傾向にあります。
手荒れの治りを早める
手荒れの治りが遅いとき、症状に応じた飲み薬を活用する手もありますね。
効果を実感し治りを早めるためのポイントとしては、塗り薬やハンドクリームなど、ホームケアを続けることです。手の内側と外側からそれぞれの治療をしていくことが大切です。
そしてもう一つとても大事なことは、手荒れが起こりにくい生活にも気を付けることです。ストレスをためたり、不規則な生活、バランスの悪い食事なども手荒れの原因となるのです。
自律神経のバランスが崩れてしまうと肌が栄養失調になって、バリアー機能も弱くなってしまいます。肌だけでなく、体の内部全体から改善していくことが、手荒れを作らないことにつながるのですね。